【ネタバレあり】スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム/誇り高き鉄の意思を継ぐ男・ナイトモンキー!【あらすじ&感想】

【原題】:Spider-Man: Far From Home
【監督】:ジョン・ワッツ
【脚本】:クリス・マッケナ/エリック・ソマーズ
【公開】:2019年6月28日(日本)
【時間】:129分
【出演】:トム・ホランド(榎木淳弥)/ジェイク・ジレンホール(高橋広樹)/サミュエル・L・ジャクソン(竹中直人)/コビー・スマルダーズ(本田貴子)/ゼンデイヤ(真壁かずみ)/ジェイコブ・バタロン(吉田ウーロン太)/アンガーリー・ライス(水瀬いのり)/レミー・ハイ(豊永利行)/トニー・レヴォロリ(畠中祐)/マーティン・スター(長野伸二)/ J・B・スムーヴ(山野井仁)/ヌーマン・アチャル(中田譲治)/マリサ・トメイ(安藤麻吹)/ ジョン・ファブロー(大西健晴)

【あらすじ】
夏休みにヨーロッパ旅行に行ったらヴィラン出会って純粋に旅行が楽しめません




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84点


今年はアメコミ映画の頂点「アベンジャーズ/エンドゲーム」が最高に傑作でしたね。しかし僕のスタンスは変わらずアメコミ映画は多すぎてなるべく見たくないと思っているのですが、しかし

スパイダーマンは別(;´・ω・)

子供の頃から親しんできたヒーローですのでスルーはできません(同じく、子供の頃から親しんできたX-MENはスルーした事はここだけの話)

という事で生まれて初めての4DXで見てきました(今更初めてなのかよというツッコミはナシよ)

あらすじはスパイダーマンことピーター・パーカー(トム・ホランド)がヨーロッパに同級生達と旅行に行くとそこにはエレメンタルズとかいう怪物が登場したのでニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)に命じられ渋々戦おうじゃないの(;´Д`)というストーリーで

まず何がいいって

青春+恋模様が愛おしい

この手のバトルやらSFやらの要素がある作品に青春とか恋が描かれると途端にうっとおしい(。-`ω-)ナニイチャイチャシテンネンと思うのですが今作でそれがちゃんと「ヒーローとプライベートにどう折り合いをつけるか?」というテーマ性にも繋がってるので全くうっとおしくない。そもそもこのテーマ性自体が非常にスパイダーマンらしく良き。なのでとても愛おしい。ピーターとMJ(ゼンデイヤ)の恋愛に発展しそうでしないもどかしさも愛おしいし、恋のライバル・ブラッド(レミー・ハイ)の嫌がらせも微笑ましいし、フラッシュ(トニー・レヴォロリ)のスパイダーマンはリスペクトしてるのにピーター本人は下に見ている滑稽さもカワイイ。ネッド(ジェイコブ・バタロン)とベティ(アンガーリー・ライス)のインスタント恋人もとってもキュート。彼らの旅だけでも十分見ていて楽しい。


YouTubeより引用






そしてもうここからはネタバレですが何よりクエンティン・ベックことミステリオ(ジェイク・ジレンホール)のクソぶり。僕なんかは原作もあんまり知らないし『スパイダーバース』を見ていたので彼が別の時間軸から来た事を素直に信じていたのにピーターから「E.D.I.T.H.(イーディス」を奪った途端

「そんなもんねぇよバ~カ(=゚ω゚)ノ」

と悪役全開で今までどういう経緯でトニー・スタークに恨みがあってどういう経緯でこのチームを結成したか?そしてこれからどうやってヒーローとして名声を得るのかを全部説明してくれるシーンはメタ的ギャグって感じで面白かった。

『ナイトクローラー』ののゲスヤローがヒーロー業界に乗り込んできたみたいだよね。自作自演で成り上がろうとして皆でリハーサルするシーンとか最高。つか『ナイトクローラー』に出ていたリズ・アーメッドも『ヴェノム』でヴィランを演じていたし、共通点多すぎ(=゚ω゚)ノ

その『ナイトクローラー』でも成り上がる為なら世間が見たいものを非常識でも自作自演で魅せるクソ野郎でしたがこのテーマ自体も実に現代的ですね。


YouTubeより引用





そんなクソ野郎を倒す手段がスパイダーセンスもといピーターむずむずを使い感覚だけで難関を突破するシーンは実に『少年ジャンプ』っぽい。敵を倒すのに一応ちゃんと理屈があるのはいいね。フェイクではなく真実を見ろというテーマにも沿ってるし

他にもAC/DCのBack In Blackが流れる中でスパイダースーツを作るシーンも良き(ここでハッピーがニンマリするのもほっこり)ハッピーが盾を投げて「キャプテンは凄いなぁ(;´Д`)」と嘆くシーンも笑えたし、呑気な教師コンビも良かった

文句を言えば前半のニック・フューリーがちょっと不快だった事とかな?「仲間を巻き込むな」とか言うてましたが旅行会社に手回しして連れてきたのお前やんけ(。-`ω-)とイラっとしましたよ。それとエンディングの「凛として時雨」が

超絶不快だった事

凛として時雨自体は好きですが「はよ終われよ」と思ってしまうほどクソノイズ(-_-;)宣伝だけでええわ。ブルーレイには入れないでくれよ

最後の最後で最悪でしたが本編は凄い楽しかったですよ。4DXで見た価値はありましたし、夏のエンタメ映画としては最高レベルだと思います


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