【ネタバレあり】わらの犬(1971)/キレたら意外と冷静になるもんだ【あらすじ&感想】

【原題】:Straw Dogs
【監督】:サム・ペキンパー
【脚本】:サム・ペキンパー/デヴィッド・Z・グッドマン
【原作】:ゴードン・M・ウィリアムズ『トレンチャー農場の包囲』
【公開】:1971年12月29日
【時間】:118分
【出演】:ダスティン・ホフマン(東野孝彦)/スーザン・ジョージ(来路史圃)/デビッド・ワーナー/デル・ヘニー/ピーター・ヴォーン(山田康雄)/ピーター・アーン/T・P・マッケンナ


【あらすじ】
田舎に引っ越して来たら色々嫌がらせされるので段々とイライラしてきました





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85点



前々からなんとなく気になっていたのですがなかなか手が出ずにいたのですがネットフリックスでもうそろ配信終了という事を聞いてついに視聴。

いやぁ最悪な映画でしたよ(誉めてる)

ホント二度と見たくないと思うぐらい(誉めてる)

物語はシンプルにとある夫婦が田舎に引っ越して来たら周りに嫌がらせを受け、夫であるデイヴィッド(ダスティン・ホフマン)は気丈に耐え忍んでいたのですが、知的障害を抱えたっぽい?青年を轢いてしまい、その青年を介抱していたら町の連中が引き渡せと言ってきます。その青年実はとある女性の首を絞め殺していた。しかし街の連中はその事実は知らないがその女性をどうしたか聞き出そうというかリンチをしようとするのでそれを必死で止めるデイヴィット。すると連中が家にまで被害が及ぶ攻撃を仕掛けてきた為、ついにブチ切れてしまうというお話

何がキツいってやっぱり一番は中盤でのNTRシーンですよね。このデイヴィットの奥さんエイミー(スーザン・ジョージ)はまぁ見た目も仕草も可愛らしいのですが色々と隙があるんですよね。最初にキスされた時もそこまで拒否していないようにも見えて。そして最終的に受け入れてしまうのも彼女がなんとか精神を保つ為に本能的にあぁなってしまったのかもしれませんがえぇキツいですわ(-_-;)エロいのがまたなんとも辛い

それに彼女もなかなか主体性がないんですよね。あぁだこうだ言うクセにあまり自分からは行動しないんですよ。最後も「警察に電話してよ( `ー´)ノ」とかそんなの自分でしなさいよ!お国柄とか時代の価値観とか色々あるんでしょうがこの女もなかなかでしたね


Netflixより画像を引用















そしてデイヴィットが遂にブチ切れるところの何が怖いかって

めっちゃ冷静

エイミーの手首捻りながら「死にたくないだろ。言う通りにしろ」とか言うのがすっげ~怖いんですよ!そこからのサイコパス版ホームアローンは楽しいもんですよ

それに何よりデイビットが頑なに守ろうとする青年を守ろうとするんだけどその青年も別にシンプルに善の側にいるワケじゃないんですよね。デイビットはそれを知らないんだけどその何とも言えぬモヤモヤの正義が嫌な後味でした

いやはや本当に二度と見たいとは思わないぐらい大傑作でした(誉めてる)劇場では絶対見たくないですね(誉めてる)


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