【ネタバレあり】カイジ 動物世界/ド派手にざわざわ【あらすじ&感想】

【原題】:動物世界
【監督】:ハン・イエン
【原作】:福本伸行「賭博黙示録カイジ」
【公開】:2018年
【時間】:132分
【出演】:リー・イーフォン/マイケル・ダグラス/チョウ・ドンユィ/ツァオ・ビンクン/ワン・ゴー


【あらすじ】
母親の為に家を担保に入れたらいつのまにか友人の借金を肩代わりしていたので限定ジャンケンとかいうギャンブルで逆転狙います






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73点



なんでもカイジが中国で実写化されたらしい。カイジといえば日本で実写化されたけど日本版はキャラの女性化、女性が歌う主題歌など悪い意味で観客に媚びた要素が多く世間的には好評なのかもしれないけど僕的には面白くなかった。果たして中国版はどうなのか?

冒頭、いきなり主人公のカイジ(リー・イーフォンがピエロに変装してエイリアンっぽいものを電車の中でバッサバッサと切り殺していく。。。

いやもう何?(-_-;)

何の映画を見てるのか混乱したよ。アクション映画なのかと思いきやカイジの妄想だった。そういえば原作のカイジでも謎の例えイメージが出てくるけどそれを中国なりにしたのかしら?







こっちのカイジは自堕落な生活を送っているが母親が植物人間状態でそして彼女がいる。原作なんてほとんど女なんか出てこないのに彼女持ちかよΣ(゚Д゚)ペッと一瞬イラッとしましたが、カイジはそこから母親の入院費を稼ぐため家を担保に入れたらいつのまにか親友のリーの借金の連帯保証人になってしまう。そして黒服というかターミネーターみたいな奴らに捕まり借金を返せるゲームに参加しないかと持ち掛けられデスティニー号に乗り込む

エスポワールちゃうんかい(;´・ω・)

ここまでの展開は悪い意味でハリウッドっぽい盛り上げで原作無視したような展開ばかりだったがここからの展開は原作の限定ジャンケン篇そのまんまだった。日本版では限定ジャンケン、鉄骨渡り、Eカードなど色々入れ過ぎて散漫な印象だったけどここは中国版の方が良かった

ざわざわ。。。はないけど映像で戦法を説明するのはわかりやすかったし、登場人物のクズ化は「これがカイジだよな(*'▽')」と楽しかったです。意味のわからん妄想を除けば

利根川らしさがまるで皆無なマイケル・ダグラスも悪くないし、中国人だけじゃなく色々人種を混ぜて作ったのもまぁホント良くも悪くもハリウッドっぽい盛り上げが目についた作品でした。続編のありそうな終わり方でマイケル・ダグラスとカイジに何か因縁がありそうなのも「ハリウッドぽいなぁ(;´・ω・)」と不安に思わなくもないけどまぁ面白い映画でした


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