【ネタバレあり】ロッキー4/炎の友情 /たとえ勝てそうになくても戦うんだよ【あらすじ&感想】

【原題】:Rocky IV
【監督】:シルヴェスター・スタローン
【脚本】:シルヴェスター・スタローン
【公開】:1986年6月7日
【時間】:91分
【出演】:シルヴェスター・スタローン(羽佐間道夫)/タリア・シャイア(松金よね子)/バート・ヤング(富田耕生)/カール・ウェザース(内海賢二)/ドルフ・ラングレン(若本規夫)/ブリジット・ニールセン(高島雅羅)/トニー・バートン(緒方賢一)/ロッキー・クラコフ(坂本千夏)/マイケル・パタキ(大木民夫)


【あらすじ】
親友がロシアの冷酷なマシーンに殺されました。アイツの為に戦うんだ




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76点



前作の感想は→【ロッキー3】

「クリード/炎の宿敵」の為のロッキー特集。今作は「クリード/炎の宿敵」に直接つながるエピソードである。正直これ見る為に2、3見たようなもんなんだから( ゚Д゚)


今回はまずポーリー(バート・ヤングの誕生日会から始まるのだが謎のロボットが登場する。急にSF感出てきたので焦る(-_-;)そういや「ロッキー・ザ・ファイナル」でバーチャル試合が出てきたし僕らの世界よりちょっと進歩している世界なのかしら?

そしてロシアのボクサードラゴ(ドルフ・ラングレン)から指名されるが最初は敵だったのにいつのまにか親友ポジションに落ち着いたアポロ(カール・ウェザース)が「その前に俺と戦え( `ー´)ノ」と名乗り出てくる。周りはやめておけよと心配するが自信満々に挑戦するアポロ。試合前にはジェームス・ブラウンが歌って応援してくれる。ジェームス・ブラウンってこういう事やるタイプだったんだね( ゚Д゚)

そしてドラゴにボッコボコにやられるアポロ。止めようとするロッキーに「何がなんでも止めるなよ」と言われタオルを投げる事ができず、そのまま打ち続けられたアポロは帰らぬ人となってしまう

アポロの仇を討つ為エイドリアン(タリア・シャイア)の反対を押し切ってロシアに飛ぶ。極寒の雪山でアナログなトレーニングに励むロッキー。ボクサーのトレーニングに何の意味があるのかわからないが雪山を登頂するロッキー。それに対しドラゴは最新の設備を使ってトレーニングに励む。ここで今までだったら例のテーマが流れるけど今作では「Heart's On Fire」が流れる。MTV全盛期だったのかもしれんが全体的にMVっぽい作りだね。でも例のテーマ聞きてぇんだよ!( `ー´)ノ


©1985 United Artists Corporation






試合会場に入っていくとブーイングを受けるロッキー。敵地でアウェーという最悪な状況で試合が始まる。最初は劣勢だったが何度殴られても立ち向かっていくロッキーにドラゴも圧倒される。

ここでロシアの幹部から「国のメンツを潰す気か?」と脅されるが幹部を持ち上げ「自分の為に戦う!」と断言するドラゴに感情移入しちゃいましたね。なんとなく彼は感情を殺して国の為だけに戦わされてきた悲しき男なのかと同情しちゃってそこからドラゴがロッキーに打たれるたびに切ない顔をするんですよ!それまでマシーンだった彼が人間性を取り戻していくのに結局負けてしまう。。。

妻のルドミラ(ブリジット・ニールセン)には「見損なったわ」まで言われてしまうドラゴ。いやもう可哀想なのよ!終わってからもロッキーはロシアという国に対してフォローはしてもドラゴには何のコメントもないし、もうドラゴが切なくて切なくて。。。

最後に試合に勝っちゃうのは見る前は否定的だったけど流れで見たら全然気にならなかった。2、3に比べたらちょっと作風は違うけど僕は楽しめましたよ

僕の中ではもうドラゴに感情移入しちゃってるので「クリード/炎の宿敵」でちゃんとドラゴの苦悩とか葛藤を描いてほしいなぁ

続編の感想は→【ロッキー5/最後のドラマ】


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