マイティ・ソー バトルロイヤル/ハンマーがなくたって


【原題】: Thor:Ragnarok
【監督】:タイカ・ワイティティ
【脚本】:エリック・ピアソン
【公開】:2017年11月3日
【時間】:130分
【出演】:クリス・ヘムズワース(三宅健太)/トム・ヒドルストン(平川大輔)/ケイト・ブランシェット(天海祐希)/ケイト・ブランシェット(天海祐希)/イドリス・エルバ(斉藤次郎)/ジェフ・ゴールドブラム(大塚芳忠)/テッサ・トンプソン(沢城みゆき)/カール・アーバン(楠大典)/マーク・ラファロ(宮内敦士)/アンソニー・ホプキンス(浦山迅)/ベネディクト・カンバーバッチ(三上哲)/タイカ・ワイティティ(金谷ヒデユキ)/レイ・スティーヴンソン(咲野俊介)/ザッカリー・リーヴァイ(遠藤大智)/浅野忠信(浅野忠信)

【あらすじ】
僕には知らない姉がいました



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80点




今までのマイティ・ソーはそれなりには楽しいけどそこまで記憶に残るものはない印象でした。そもそもシリーズ物で話を繋げなきゃいけないんだから1本の映画として完成度は低くてもある程度は仕方ないと思っているけど、他のMCUが良作ばかりでどうしてもマイティ・ソーは他より劣っている様に思えた。しかし今作でようやくマイティ・ソーの色が出てきたね

ストーリーだけを見たら結構悲惨ですよね。父親に会ったら危ない姉がいるって聞かされた途端、勝手に死んでって姉に吹っ飛ばされたと思ったら奴隷になって、なんとか戻ってきたら故郷乗っ取られ最終的には故郷壊滅して終わる・・・救えない話だと思うんですけどそれをイイ感じにコメディ要素で中和していましたね。監督のタイカ・ワイティが演じたコーグなんか自らコメディを体現していて、見た目は「ファンタスティック・フォー」の岩石男みたいなのに甲高い声で中身はテキトーすぎて笑えました。

そして今作は『スパイダーマン・ホームカミング』『ブラックパンサー』と似ている。自身のアイデンティティである武器が無くなってもそれでも戦う部分だったり師匠や父親が残した負の遺産を清算したりするなど物語の根幹が同じだと思う。これだけ長く続てけて来たシリーズだから似た部分があるのはしょうがないけどパターン化してくるとちょっと萎えるよね


©Marvel Studios 2017


後、僕的には最後の展開は好きじゃないですね。スルトを呼び起こしてヘラにぶつけさせるのは他のアクション映画なら気にならなかったかもしれないけどヒーロー映画ですからね。ちょっと他力本願的で残念に感じました

しかし移民の歌からの覚醒シーンは燃えましたよ(*´з`)ちゃんと歌詞にも意味はあるし絵画的な画作りも素敵だし、ロキの兜くるりんぱもかっこいいし名シーンでした

後はウォリアーズスリーのあんまりな扱いとか予告で見せたハルクとソーの戦いがアッサリだったり文句もあるけど楽しい映画でしたよ。


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