【ネタバレあり】HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ/90年代にあった最低で最高な一夏の思い出【あらすじ&解説】

【原題】:Hot Summer Nights
【監督】:イライジャ・バイナム
【時間】:107分
【公開】:2019年8月16日(日本)
【出演】:ティモシー・シャラメ/マイカ・モンロー/アレックス・ロー/マイア・ミッチェル/エモリー・コーエン/トーマス・ジェーン/ウィリアム・フィクナー

【あらすじ】
夏に田舎で過ごしていたら危険な人と友達になりました


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74点


ティモシー・シャラメ最新作‼(正確には2017年の映画だけど)

まず今回の映画は90年代が舞台。オープニングタイトルがビデオっぽくてVHS感があって良き。そして話の描かれた方も恐らく監督が影響を受けたであろう80年代、90年代、00年代に活躍した監督スコセッシ、タランティーノ、P・W・アンダーソン、ウェス・アンダーソン、ガイ・リッチー、エドガー・ライト等のポップな編集テクニックに溢れていてこれも良き。パクリとかじゃなく「この感じ好きなのわかるで(´▽`*)」と共感しましたよ

曲も色んな時代の曲ばかりでゾンビーズぐらいしかわかりませんでしたがまぁオシャレだからいいよね(雑)

そしてなんといってもティモシー・シャラメは美しい(;´Д`)ガリガリなのにラガーシャツがあんなにキマってるなんて羨ましい。僕が着たらただのヒョロガリってだけ(辛い)そしてハンター役のアレックス・ローも一見ヤバそうなんだけど目の奥が優しいんだよね。キャラクターとしても一番深みがあるし良かった。『イット・フォローズ』のマイカ・モンローも街一番の美女の役らしいけど水着がないのでマイナス。っていうか夏が舞台なんだからもっと水着出せよなぁ(-。-)y-゜゜゜


YouTubeより引用






しかし雰囲気は凄い良かったが中身が

うん。まぁ( ^ω^)・・・

まず主役のティモシー・シャラメ演じるダニエルがあんまり魅力ないんですよね。なんとなく悪事に手を染めて普通の道から外れてしまう刹那的な物語なんだけどダニエルは若者らしく行き当たりばったり。先の事を一切考えてないで突き進むのにこの映画はあまり批評性がないので主人公に苛立ってしまう。それに引き換え相棒のハンターは悪事に手を染めていたせいで妹と疎遠になってしまい、人としてマトモになろうとする描写があって人間ドラマとしてはどう見てもハンターの方が味があるんですよね。ダニエルも父親が早くに亡くなってしまったというバックボーンがあるのにそれが全く生かされないしティモシー・シャラメの美しさをもってしても魅力は感じられませんでした

雰囲気は良かったんだけど物語は若者らしく薄っぺらい。そんな映画でしたな


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