【ネタバレあり】ダンプリン/おでぶちゃんがミスコン挑戦!コンプレックスを克服できるのか?【あらすじ&感想】

【原題】:Dumplin'
【監督】:アン・フレッチャー
【脚本】:クリスティン・ホーン
【原作】:ジュリー・マーフィー『恋するぷにちゃん』
【配信】:2019年5月3日
【時間】:110分
【出演】:ダニエル・マクドナルド(村中知)/ジェニファー・アニストン(深見梨加)/オデイア・ラッシュ(壹岐紹未)/マディ・ベイリオ(下山田綾華)/ベックス・テイラー=クラウス(武田華)/ルーク・ベンワード(野島健児)/ハロルド・ペリノー・ジュニア (竹田雅則)


【あらすじ】
太ってるけどミスコンに出場します





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74点


ミスコン。それはアメリカ女子の永遠の憧れである。。。

まぁよく知らないんだけど(。-`ω-)

ミスコンってのは女性にとっての美の甲子園みたいなもんなんでしょうか?部活みたいなものだけど優勝すれば将来役立つみたいな?全くわかりませんが『欲望は止まらない』とか『リトル・ミス・サンシャイン』なんかでも出てきますよね。


今日はそんなミスコンに挑戦する太った女の子の物語『ダンプリン』

ウィローディーン・ディクソン(ダニエル・マクドナルド)は幼い頃から太っていて周りにバカにされていた。そんなウィルを世話していた叔母のルーシー(ヒラリー・ベグリー)は太っていながらも自信に満ち溢れていてウィルにとっては憧れだった。そんなルーシーが亡くなってしまいミスコン出身で美人の母親ロージー(ジェニファー・アニストン)とは自身の体形もあり仲が悪くなっていった。そんな中ルーシーが昔ミスコンに出場した事を知りイライラが募っていた事もあり勢いで出場してしまう。親友のエル(オデイア・ラッシュ)、同じく太ったマディ・ベイリオ(ミリー・マイケルチャック)、ちょっと変わってるハンナ(ベックス・テイラー=クラウス)と共にミスコン優勝に向けて努力していく。。。


Netflixより引用




僕は基本的に痩せている側の人間なので思春期に周りから身体の事でイジられるのが嫌だったので彼女の気持ちはある程度わかりますよ。しかも彼女はその上、母親がスラっとした体形でミスコン優勝しているというのはまぁプレッシャーでコンプレックスが悪化するのは言うまでもない。彼女は前半同じく太っているミリーについて「私はデブだけどおバカじゃない」と言うのが完全に同族嫌悪で思春期らしくてちょっと見ていて恥ずかしい

そして今作は一応恋愛ものなのでボー(ルーク・ベンワードという同じアルバイトをしているお相手が出てくるのですが、彼に惚れられてキスされ腰を触られると拒否って帰ってしまうという気難しい思春期全開でねぇ(。-`ω-)

この作品ってほとんど後半の後半までウィルの行動はほとんどうまくいかないんですよね。何やっても最悪な結果ばっかりで。でもこのうまくいかない感じこそ「青春」って感じで僕は好きでしたね。やっぱり青春って嫌な事ばっかりでちょっとダサいくらいなもので、でも楽しくなかったかと言われたらそんな事もない。というのがリアルな「青春」だと思うのですが今作はそこのバランスが納得できるレベルで良かった



Netflixより引用





そのボーとの恋愛も、以前『シエラ・バージェスはルーザー』という作品ではあまり美人とは言えない女の子が爽やかイケメンのノア・センティネオ君と付き合うという流れがイマイチ納得できなかったのですが今作はボーが彼女を好きな理由は中身なのが良かったですね。実際の恋愛もそんなもんでしょうし

そしてミスコンでのウィルの特技披露も素直にいいものだと思えるし、とある娘が優勝するのもしっかりと納得のいく理屈があって悪くなかった

意外と素直に受け入れられる理屈がちゃんとあるので期待していたよりも良かったです。

後、どうでもいい話ですが見終わるまでルーシーがずっと『This is us』のクリッシー・メッツかと思ったら違うんですね(;´・ω・)調べたら海外でもネタになってるっぽいし似すぎやん


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