【ネタバレあり】このサイテーな世界の終わり シーズン1 感想

【原題】:THE END OF THE F✘✘✘ING WORLD
【配信】:2018年
【話数】:8話
【時間】:20分
【出演】:アレックス・ローサー(河西健吾)/ジェシカ・バーデン(近藤唯)





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イギリスには「Channel 4」というテレビ局がある。僕も詳しくはわからないんだけどイギリスのドラマで面白いものは結構この局のモノが多い。『スキンズ』『フレッシュミート』『思春期真っ只中』など若者向けの作品が多い気がする。そして『このサイテーな世界の終わり』もChannel 4で放送された

お話は人を殺したい衝動に駆られる2丁拳銃にめっちゃ似てるサイコパスジェームズ(アレックス・ローサー)と一見ムスっとして誰にでも悪態をつくけど本音はビビリ少女アリッサジェシカ・バーデンが今の生活に嫌気が差し奇妙な逃避行をしていく物語だ

わかりやすく言えば現代版『俺たちに明日はない」だね。『ナチュラル・ボーン・キラーズ』も90年代の現代版だったと思うけどそこから更に今時になった。二人は問題を起こすが基本は内向的。人を殺したいと思っていたジェームズだが実際に実行すると吐いてしまう。アリッサは度々強気な発言をするが内心いつも焦っている。今時の思春期が沢山詰まってる






話自体は悲しい逃避行なハズなのにどこか牧歌的で暗くない。演出はちょっとコーエン兄弟ぽいかな?のどかな会話から急にブラックな展開になったりするトコとか

そして何より音楽センスがピカイチ。具体的にはわからないけど昔の70年代ぐらいの楽曲が多いのかな?牧歌的な印象も楽曲からきている。いやホント曲とかわからんけど凄いいいのよ!

どうやらシーズン2も製作されるらしい。あのラストからどういう繋げ方になるかわからないけどやっぱり旅というか逃避行なんだから長く続けられるもんじゃないと思う。グダグダにならないように終わってほしいね


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