キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV/厨二祭りじゃ


【英題】:KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV
【監督】:野末武志
【脚本】:長谷川隆
【製作】:田畑端
【時間】: 115分
【公開】:2016年7月9日
【出演】:綾野剛/忽那汐里/磯部勉/山寺宏一/かぬか光明/関智一/藤村歩/飯塚昭三/銀河万丈/藤原啓治/中村悠一/小松史法/高木渉



【あらすじ】
スーツ!ロボット!魔法!モンスター!真っ黒!




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70点


僕にとってのファイナルファンタジーといえば2001年に友人に連れられ映画版を見に行ったのが初めて「話は全然よくわからんけどこれがファイナルファンタジーなんだなぁ…」なぁんて思ってたら後にいくつかのゲームをやって「全然ファンタジーじゃないじゃんアレΣ(゚Д゚)」と気づいたのはいい思い出。

ファイナルファンタジーとはそんなぐらいの距離感の僕ですがまぁまぁ楽しめましたゾ(*'▽')

元々がゲーム版の前日譚というかオマケ的なものなので一本の映画としてはとても褒められたモノではないんですけど、世界観が笑えました東京の街をゴシック調にした雰囲気で都庁とか東京駅みたいな建物がでてきたり看板も英語やら漢字やら統一感のない雰囲気がネオトーキョーっぽくてすっげぇ悪趣味。。。変な違和感込みで素敵でした。


©2016 SQUARE ENIX CO., LTD.




ストーリーはシンプルに敵が和平を持ち掛けてきたので条件を呑んで結ぼうとしたら裏切られて国が崩壊する。それを阻止しようとする歴史に埋もれた名も無き兵士達の話…といえば聞こえはいいんですけどゲーム版の繋ぎの為か色々と中途半端でしたね。主人公のニックス以外のキャラが薄くてね仲間のペルラがでっかいタコにぶん投げられて殺されてましたが「ここは俺に任せて先に行けぇ!(;゚Д゚)」みたいな犠牲シーンでもあれば良かったんですけどねぇ。他にもスター・ウォーズの「ローグ・ワン」みたいにゲームへの希望に繋がるような終わり方だったらまだいいんですけど、最後に主人公一行の呑気な旅を見せられたら軽くイラッとしましたね…ゲームをやれば印象は変わるのかもしれませんが。


©2016 SQUARE ENIX CO., LTD.




ニックスが命をかけて超パワーを得る展開とかすっげぇ厨二臭くて見てて恥ずかしい。あのハリウッド映画みたく軽口を叩くのはシリアスな映画には似合わないと思うのよ。んだけど今時ここまで全開なのは珍しいのである意味面白かった。この世界を歩けるならゲーム版やってみてもいいかなぁ?と思ったけど街破壊されてたしできなさそうですね。

ゲーム版はホストファンタジーなんて揶揄されてるそうですがこれだけファッション、建物、武器、モンスターと趣味丸出しを貫けるのは凄いと思います。カッコイイとは思いませんがそこだけは凄い才能だなぁ


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