ローグ・ワン:スター・ウォーズ・ストーリー/正史には残らない英雄
【原題】:Rogue One A Star Wars
【監督】:ギャレス・エドワーズ
【脚本】:クリス・ワイツ/トニー・ギルロイ
【時間】:133分
【公開】:2016年12月14日
【出演】:フェリシティ・ジョーンズ(渋谷はるか)/ディエゴ・ルナ(加瀬康之)/アラン・テュディック(野中秀哲)/ドニー・イェン(根本泰彦)/チアン・ウェン(北川勝博)/ベン・メンデルソーン(三上哲)/フォレスト・ウィテカー(立木文彦)/マッツ・ミケルセン(田中正彦)
【あらすじ】
デススターを破壊できる秘密を知ったので設計図を手に入れるぞ( `ー´)ノ
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80点
1年ほど前、この「ローグ・ワン」を劇場で見た時、「まぁ前半は退屈だったけど後半は面白かったしー('ω')こんなもんかな?」ぐらいの感想しかありませんでした。しかし改めて見ると
いけるやん( *´艸`)
いや、前半が退屈なのは改めて見ても変わりませんよ?なんというか全体的に色味がない。背景も暗い、着てる服も暗い、機械も暗い(笑)重たい上に淡々と話が進んでいくのでどうしても退屈に見えた。しかしある程度キャラを把握してその先の展開が分かった上で見るとキャラに愛着ができる。パイロットのボーディ(リズ・アーメッド)は不憫カワイイし、ドロイドのK-2SOは失礼カワイイ「銀河ヒッチハイク・ガイド」のマーヴィンを思い出した。ドニー兄貴演じるチアルートは言わずもがなカッコイイ、マスタースイッチとやらがなぜあんなところに都合よく置いてあるかは置いといてそれをオンにするために命をかけるチアルート師匠には涙が止まらない。そのチアルートと共に行動するベイズ最初は背中に掃除機背負ってるぐらいの印象だったが飽きれながらも腐れ縁のような関係性にグッどくる。そして何よりフェリシティ・ジョーンズがかわいい。色々と波乱万丈な人生を送ってきた割には顔が上品すぎるとか思っていたがそんな事はどうでもいい。なぜなら顔がタイプだから。帝国軍のスーツを着たジンは微妙にサイズ感があってなくて萌えた
©2016 Lucasfilm Ltd. |
敵側のオーソン・クレニック(ベン・メンデルソーン)はターキン総督やダース・ベイダーにいびられながらも功績を残そうと必死になるが、あまりにも可哀想な最期に逆に笑ってしまう。ダースベイダーも今まではしょぼい戦闘シーンしかなかったのに実写で初めて恐怖を感じる戦闘が見られた気がする。しかしあんなかっこいいシーンで登場するならオーソンをいびりにくるシーンはいらなかったんじゃないかな?
そして最後にエピソード4に繋がるシーンには違和感を感じながらも感動して前半の退屈さを忘れてしまうぐらい満足しました
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しかしこれらは全て世界観を理解した上で見ているので勝手に脳内補完してるから楽しめてるのじゃないか?と疑問に思う。素晴らしいエンターテイメントは色んな語り口があるのが魅力だ。ストーリー、キャラ、美術、音楽と色々な魅力が重なり合ってできているモノ「スター・ウォーズ」なんてそれの権化だけど、今作は「EP:3」の後日談であり「EP:4」の前日譚である。更にはアニメの「クローン・ウォーズ」「反乱者たち」とも繋がりがある。世界観の広がりにオタク的楽しみはあるのだけど一見さんお断りが強くなる傾向は1つの映画としていいのか悪いのか?
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もしかしたら今までのシリーズを見た事がない人にはつまらないかもしれない。今作からスターウォーズに入ろうとしている人には勧めづらい作品だけれど世界観の奥行を感じれる作品なので他のシリーズを見てから楽しんだほうがいいかもしれません。おわり
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