BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント/誘拐しといてフレンドリーはない


【原題】:The BFG
【監督】:スティーヴン・スピルバーグ
【脚本】:メリッサ・マシスン
【原作】:ロアルド・ダール
【時間】:117分
【公開】:2016年9月17日
【出演】:マーク・ライアンス(山路和弘)/ルビー・バーンヒル(本田望結)/ペネロープ・ウィルトン(鈴木弘子)/ジェマイン・クレメント(山野井仁)/レベッカ・ホール(山田里奈)/レイフ・スポール(小林親弘)/  ビル・ヘイダー(落合弘治)/オラフル・ダッリ・オラフソン(中村大樹)/アダム・ゴドリー(佐々木啓夫)/マイケル・デヴィッド・アダムスウェイト(田尻浩章)/ダニエル・ベーコン(宗矢樹頼)/ジョナサン・ホームズ(斎藤志郎)

【あらすじ】
巨人の爺に誘拐されました



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66点


「レディ・プレイヤー・1」の為のスピルバーグ特集。元々は絵本が原作ですね。なのでファミリー向け全開オナラギャグが出てきます。ぷっぷくぷーという炭酸を飲むと緑色のジェット噴射のようなオナラをします。子供は喜ぶのかもしれませんが僕は苦手です(申し訳ない)

始まってまず巨人のBFG(マーク・ライアンス)に孤児院から誘拐されるソフィー(ルビー・バーンヒル)ここで巨人の国に毛布に包まって連れていかれるのは「フック」のセルフオマージュだね。「フック」では毛布の中からチラッと見える程度だった映像がCGでここまで表現できるようになるのは感慨深いね

そして巨人の国に連れていかれるけどそこは国というより山?BFGが暮らす洞窟と他の数人の巨人達が寝てる原っぱぐらいしかない。だから全然ワクワク感がなかったかな。巨人が出てくる映画を家の小ちゃなテレビで見といてなんだけどさ(;´・ω・)

©2016 Storyteller Distribution Co., LLC, Disney Enterprises, Inc. and Walden Media.


まぁもうざっくり書いちゃうとBFGよりでかい数人の巨人達が人間を食べる為誘拐しているので人間の女王に協力を要請して巨人達をこらしめて隔離してめでたしめでたしのハッピーエンドで終わっちゃうんだけど、終盤までは子供たちの学芸会を見るような(粗末な作りという意味ではない)暖かい目で見ていたんです。ソフィーちゃんは飾りっ気がなくてカワイイしBFGの女王との会食も愉快だし、巨人達との攻防戦では「プライベート・ライアン」ぽくて笑ったし、最期のソフィーとBFGの友情にはホロッと涙したんですよ

でも唯一、最後ソフィーが女王に引き取られ宮廷に住む事になったのがどうしても受け入れられなくて。。。今までのスピルバーグだったら途中までは夢に魅了されるけど最後は現実に生きていくという選択をするテーマが多かったと思うんですよ。でも金持ちになってハッピーエンドっていうのはちょっと都合が良すぎるというか現実的じゃないかなぁと思って。シンデレラストーリーにするんだったらもっと孤児院での暮らしが可哀想なものにするとかバランスの取り方があったんじゃないかな?って書いてて自分の器が小さい気がしました(-_-;)大人って嫌ねぇ


©2016 Storyteller Distribution Co., LLC, Disney Enterprises, Inc. and Walden Media.

昔見たスピルバーグといった感じで楽しい作品です。僕は最後の展開は受け入れられませんでしたが家族で見るにはいい作品だと思います。


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