【ネタバレあり】スノー・ロワイヤル/息子を殺された父親が除雪車を武器に復讐を誓う【あらすじ&感想】

【原題】:Cold Pursuit
【監督】:ハンス・ペテル・モランド
【脚本】:フランク・ボールドウィン
【原作】:『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』
【公開】:2019年6月7日(日本)
【時間】:118分
【出演】:リーアム・ニーソン/ローラ・ダーン/エミー・ロッサム/トム・ベイトマン/ウィリアム・フォーサイス/ジュリア・ジョーンズ/ドメニク・ランバルドッツィ/ラオール・トゥルヒージョ/ベンジャミン・ホリングスワース/ジョン・ドーマン/マイケル・リチャードソン

【あらすじ】
息子が殺されたので復讐し始めたら敵の組織が勘違いして別の組織と敵対しました


スポンサーリンク




84点


ここ最近のリーアム・ニーソンといえば家族の為に復讐を誓う殺人マシーン的な作品ばかりに出てる。元々はアクション映画にはあまり出ていなかったのに『96時間』あたりから急にアクション映画に出るようになった。そんなリーアム・ニーソンがまたしても家族の為に復讐を誓う殺人マシーン的な作品『スノーロワイヤル』に出た。見る前は安心安全のいつものリーアム・ニーソン映画かと思ったが今回のリーアムは一味違う

物語は豪雪地帯の町キーホーで除雪作業員をしているネルズ・コックスマン(リーアム・ニーソン)が空港で働いている息子のカイル(マイケル・リチャードソン)を殺されて怒り心頭。息子を殺したのが麻薬組織だとわかると一人ずつ殺していく。。。ここで殺された人物の名前が黒背景白文字で表示されていく。最初はカイルが殺された時に表示され、その時は悲しい気持ちで見ていたのにそこから段々と呆気なく悪人たちが殺されていくのでこの表示が出ただけで笑えてくる。皆マフィアは基本的にあだ名があるのであだ名も表示されるんだけど一人だけ仕事の役職が表示されていたのは地味に笑った

そしていつも通りにリーアム・ニーソンが殺していくがいつもと違ってCIA職員や殺し屋なんかではなくただの一般市民だ。なので殺すときに躊躇はないがもたつく(;´・ω・)一回首を絞めて殺したと思ってホッとしたらまだ生きてて慌てて首を絞めたりとスタイリッシュさゼロ(笑)死体を金網に巻いて川に流すのは犯罪小説で見たからという本の受け売りだったりととことん一般人。


YouTubeより引用





しかしこのリーアムは運がいいんだか悪いんだか組織の麻薬王バイキング(トム・ベイトマン)が別の組織の先住民達だと勘違いをしてしまいたまたま殺した相手がボスの息子で一気にヒートアップし勝手に戦い合っていく、、、この辺は『アウトレイジ』っぽいね。お話自体はコーエン兄弟の『ファーゴ』っぽくて中盤でモーテルでのナンパ術を教えるシーンはタランティーノっぽくてそれらが好きな人はこの作品も楽しめるハズ?

今作はとにかくダークコメディなのでブラックなユーモアが散りばめられてる。リーアムが殴り疲れて笑いながらショットガンぶち込んだり、ウイングマン(ウィリアム・フォーサイズ)の妻アーン(エリザベス・タイ)の話が全然通じない感じと面白いんだけど僕的一番好きだったのはライアン(ニコラス・ホームズ)君とのほのぼの誘拐ライフは見ていてほっこり(´▽`*)寝る前に本を読んで欲しいと言われ本が何もないので除雪車のカタログを読むリーアムに和む(。-`ω-)ここだけもっと見ていたかったな

最後とあるラストがあるが恐らく誰一人予想できないと思う。とんでもないオチだが僕は拍手を送りたいぐらい最初から最後まで楽しい映画でした。


スポンサーリンク


コメント

人気の投稿