【ネタバレあり】名探偵ピカチュウ/ポケモンと人間が共生する街は雑多っていうか雑だった【あらすじ&感想】
【原題】:Pokémon: Detective Pikachu
【監督】:ロブ・レターマン
【脚本】:ダン・ヘルナンデス/>ベンジー・サミット/ロブ・レターマン/デレク・コノリー
【原作】:任天堂/ポケモン/クリーチャーズ『名探偵ピカチュウ』/田尻智『ポケットモンスター』
【公開】:2019年5月3日
【時間】:97分
【出演】:(ライアン・レイノルズ/西島秀俊/大谷育江)/ジャスティス・スミス(竹内涼真)/キャスリン・ニュートン(飯豊まりえ)/ビル・ナイ(中博史)/渡辺謙/クリス・ギア(三木眞一郎)/スキ・ウォーターハウス/オマール・チャパーロ(三宅健太)/リタ・オラ(林原めぐみ)/カラン・ソーニ(梶裕貴)/ジョゼット・サイモン(犬山イヌコ)/ディプロ(石川界人)/星埜李奈 / コタロー・ワタナベ(山寺宏一/ 木下紗華)
【あらすじ】
父が死んだと訃報を聞いたので父の部屋へ行くと成人男性の声で喋るピカチュウがいました
僕のポケモン遍歴を語ると最初に知ったのは小学校低学年の時に友達が『ポケットモンスター青』を持ってたのがきっかけだった。それを見て僕も欲しくなりゲームボーイを持っていないのにも関わらず『ポケットモンスター緑』を買って友達の家を渡り歩いてゲームを進めたのはいい思い出。それからアニメを見て『ミュウツーの逆襲』は見に行ったし、ゲームも『銀』やら『ポケモンスタジアム』など楽しんだが小学校を卒業するころにはポケモンにはほとんど興味を無くしていた
それから数十年、ポケモンもシリーズが増えに増え昔は151匹だったポケモンが809匹もいるらしくもう正直ついていけないと思っている(;´・ω・)だもんで今回の映画も大丈夫かな?とおもったがまぁなんとか大丈夫でした。出てくるポケモンは7割が初代に出てきたポケモンだからついていけましたが全くポケモンを知らない方はこれについていけたのかしら?
今作の物語はゲーム版の『名探偵ピカチュウ』を下敷きにしているらしくどこまでが原作基準なのかはわからないが物語はティム(ジャスティス・スミス)という青年は幼い頃はポケモントレーナーになるのが夢だったがとあるきっかけによりポケモンから遠ざかっていた。そんな時疎遠になっていた父の訃報を聞き、ポケモンと人間が共生する街ライムシティに行く。そこで父の部屋を訪ねるとそこには喋るピカチュウ(声:ライアン・レイノルズ)がいた。そのピカチュウは父が死んでいないというので不審に思いながらも共に事件の謎に迫っていくとそれは街を揺るがすとんでもない大事件に発展していく。。。
まず今作は冒頭でポケモンの説明が入り、そこからテイムが嫌々ながらもモンスタボールを使ってカラカラを捕まえようとするシーンから始まるがここはやはりポケモンをやった事がある人なら誰もが胸が高鳴るシーンだと思う。あのモンスターボールのSEがアニメと違うっぽいのが残念だったけどそれでもモンスターを捕まえるというのは子供の頃に虫取り網で虫を捕まえるようなもので童心に返ったようにワクワクしたね
それからライムシティへ行くんだけどそれまでは田舎だったので数匹しか登場しなかったポケモンが都会に来ると所狭しと色々な場所にいるので「あれがガーディか。あれはカイリキーだっけ?」とほぼ初代しかわからない僕でも多少混乱したがそれでもやはり童心に返ったように胸が躍ったよ。まぁ野良ポケモンもいるみたいでその辺のエサ問題やら排泄物問題やらは気にしちゃったけどその辺気にしちゃダメだよね(。-`ω-)
そしてピカチュウは可愛すぎるね。ライアン・レイノルズの声のウザさは置いておいても有り余る愛らしさでモフモフしたいねぇ(=゚ω゚)ノしかも今回のピカチュウはモロに喋るので表情が豊かなんですね。なので見ているだけで愛くるしいし、ちょいちょい挟み込まれるライアン・レイノルズ的ジョークも楽しい。デッドプールほどジョークを連発するわけじゃないけどまぁしょうがない。何度か大谷育江ボイスのピカチュウも出てくるんだけどそれはもう破壊的暴力的可愛さ(;´・ω・)そりゃこれは他国じゃ吹き替えできないね(他の国でもほとんどピカチュウの声だけは同一)
ピカチュウは可愛かったがそれ以外のポケモンは出来不出来が様々だった。ピカチュウやブルーみたいな毛並みのいいポケモンは問題ないけど爬虫類系?みたいなポケモンは若干気色悪い。ゲッコウガなんて扱いも込みでホラーみたいだし、バリヤードはナマモノと人形の狭間みたいで恐怖を覚える(;´・ω・)その辺はそれぞれ質感が違うんだから仕方ないんだけどね
そして先ほど野良ポケモンの扱いについて書いたけど物語を見ていくと段々と気になる点が増える増える( ;∀;)一番気になったのはポケモンの扱いというか設定がなんでもありすぎる。ミュウツーがなんでもできるのはまぁ100歩譲るとして今作では遺伝子操作したポケモンが色々と出てくるが明らかに世界観のパワーバランスを崩してる。巨大なドダイトスなんてあれもうゴジラ飼ってるようなもんだし、とあるポケモン(メタモン)はもうミュウツー並みに人を超えた存在になっている。
ポケモンの設定だけじゃなく人間の方もなかなかいかれてる。ドダイトスの庭での攻防戦は崖から崖にジャンプしたり急な斜面を滑り落ちたり完全に人間を止めているアクション。『インディジョーンズ:クリスタルスカルの王国』で核爆発を冷蔵庫に隠れて防いだシーンを見た時のようにちょっと萎えた
ミステリーの部分は話の流れで見たら黒幕の正体とかは気にならなかったが黒幕の目的は正直理解できなかった。だってアイツ自身があそこに入っても魂だけなんだから意味なくない?
それと今作は「父と子」が大きくテーマとしてあると思うんだけど、それが善側、悪側に分かれているがそれらを対比するシーンが一切ないのは残念。「お前らは近くても絆はないが俺達は離れていても絆はあるんだよ!」的なシーンがあったらよかったのになぁ
まぁあれやこれや色々と苦言を呈しましたが最後エンドロールで初代ゲームのテーマソングのアレンジ版と共にゲーム版のキャラデザ?の絵でキャスト紹介されるのはぶっちゃけ良かった(。-`ω-)ので終わりよければ全て良しというようになんだかんだ楽しかったですよ。
【監督】:ロブ・レターマン
【脚本】:ダン・ヘルナンデス/>ベンジー・サミット/ロブ・レターマン/デレク・コノリー
【原作】:任天堂/ポケモン/クリーチャーズ『名探偵ピカチュウ』/田尻智『ポケットモンスター』
【公開】:2019年5月3日
【時間】:97分
【出演】:(ライアン・レイノルズ/西島秀俊/大谷育江)/ジャスティス・スミス(竹内涼真)/キャスリン・ニュートン(飯豊まりえ)/ビル・ナイ(中博史)/渡辺謙/クリス・ギア(三木眞一郎)/スキ・ウォーターハウス/オマール・チャパーロ(三宅健太)/リタ・オラ(林原めぐみ)/カラン・ソーニ(梶裕貴)/ジョゼット・サイモン(犬山イヌコ)/ディプロ(石川界人)/星埜李奈 / コタロー・ワタナベ(山寺宏一/ 木下紗華)
【あらすじ】
父が死んだと訃報を聞いたので父の部屋へ行くと成人男性の声で喋るピカチュウがいました
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75点
僕のポケモン遍歴を語ると最初に知ったのは小学校低学年の時に友達が『ポケットモンスター青』を持ってたのがきっかけだった。それを見て僕も欲しくなりゲームボーイを持っていないのにも関わらず『ポケットモンスター緑』を買って友達の家を渡り歩いてゲームを進めたのはいい思い出。それからアニメを見て『ミュウツーの逆襲』は見に行ったし、ゲームも『銀』やら『ポケモンスタジアム』など楽しんだが小学校を卒業するころにはポケモンにはほとんど興味を無くしていた
それから数十年、ポケモンもシリーズが増えに増え昔は151匹だったポケモンが809匹もいるらしくもう正直ついていけないと思っている(;´・ω・)だもんで今回の映画も大丈夫かな?とおもったがまぁなんとか大丈夫でした。出てくるポケモンは7割が初代に出てきたポケモンだからついていけましたが全くポケモンを知らない方はこれについていけたのかしら?
今作の物語はゲーム版の『名探偵ピカチュウ』を下敷きにしているらしくどこまでが原作基準なのかはわからないが物語はティム(ジャスティス・スミス)という青年は幼い頃はポケモントレーナーになるのが夢だったがとあるきっかけによりポケモンから遠ざかっていた。そんな時疎遠になっていた父の訃報を聞き、ポケモンと人間が共生する街ライムシティに行く。そこで父の部屋を訪ねるとそこには喋るピカチュウ(声:ライアン・レイノルズ)がいた。そのピカチュウは父が死んでいないというので不審に思いながらも共に事件の謎に迫っていくとそれは街を揺るがすとんでもない大事件に発展していく。。。
YouTubeより引用 |
まず今作は冒頭でポケモンの説明が入り、そこからテイムが嫌々ながらもモンスタボールを使ってカラカラを捕まえようとするシーンから始まるがここはやはりポケモンをやった事がある人なら誰もが胸が高鳴るシーンだと思う。あのモンスターボールのSEがアニメと違うっぽいのが残念だったけどそれでもモンスターを捕まえるというのは子供の頃に虫取り網で虫を捕まえるようなもので童心に返ったようにワクワクしたね
それからライムシティへ行くんだけどそれまでは田舎だったので数匹しか登場しなかったポケモンが都会に来ると所狭しと色々な場所にいるので「あれがガーディか。あれはカイリキーだっけ?」とほぼ初代しかわからない僕でも多少混乱したがそれでもやはり童心に返ったように胸が躍ったよ。まぁ野良ポケモンもいるみたいでその辺のエサ問題やら排泄物問題やらは気にしちゃったけどその辺気にしちゃダメだよね(。-`ω-)
そしてピカチュウは可愛すぎるね。ライアン・レイノルズの声のウザさは置いておいても有り余る愛らしさでモフモフしたいねぇ(=゚ω゚)ノしかも今回のピカチュウはモロに喋るので表情が豊かなんですね。なので見ているだけで愛くるしいし、ちょいちょい挟み込まれるライアン・レイノルズ的ジョークも楽しい。デッドプールほどジョークを連発するわけじゃないけどまぁしょうがない。何度か大谷育江ボイスのピカチュウも出てくるんだけどそれはもう破壊的暴力的可愛さ(;´・ω・)そりゃこれは他国じゃ吹き替えできないね(他の国でもほとんどピカチュウの声だけは同一)
YouTubeより引用 |
ピカチュウは可愛かったがそれ以外のポケモンは出来不出来が様々だった。ピカチュウやブルーみたいな毛並みのいいポケモンは問題ないけど爬虫類系?みたいなポケモンは若干気色悪い。ゲッコウガなんて扱いも込みでホラーみたいだし、バリヤードはナマモノと人形の狭間みたいで恐怖を覚える(;´・ω・)その辺はそれぞれ質感が違うんだから仕方ないんだけどね
そして先ほど野良ポケモンの扱いについて書いたけど物語を見ていくと段々と気になる点が増える増える( ;∀;)一番気になったのはポケモンの扱いというか設定がなんでもありすぎる。ミュウツーがなんでもできるのはまぁ100歩譲るとして今作では遺伝子操作したポケモンが色々と出てくるが明らかに世界観のパワーバランスを崩してる。巨大なドダイトスなんてあれもうゴジラ飼ってるようなもんだし、とあるポケモン(メタモン)はもうミュウツー並みに人を超えた存在になっている。
ポケモンの設定だけじゃなく人間の方もなかなかいかれてる。ドダイトスの庭での攻防戦は崖から崖にジャンプしたり急な斜面を滑り落ちたり完全に人間を止めているアクション。『インディジョーンズ:クリスタルスカルの王国』で核爆発を冷蔵庫に隠れて防いだシーンを見た時のようにちょっと萎えた
YouTubeより引用 |
ミステリーの部分は話の流れで見たら黒幕の正体とかは気にならなかったが黒幕の目的は正直理解できなかった。だってアイツ自身があそこに入っても魂だけなんだから意味なくない?
それと今作は「父と子」が大きくテーマとしてあると思うんだけど、それが善側、悪側に分かれているがそれらを対比するシーンが一切ないのは残念。「お前らは近くても絆はないが俺達は離れていても絆はあるんだよ!」的なシーンがあったらよかったのになぁ
まぁあれやこれや色々と苦言を呈しましたが最後エンドロールで初代ゲームのテーマソングのアレンジ版と共にゲーム版のキャラデザ?の絵でキャスト紹介されるのはぶっちゃけ良かった(。-`ω-)ので終わりよければ全て良しというようになんだかんだ楽しかったですよ。
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