【ネタバレあり】オズの魔法使(1939)/回りくどい夢の世界へようこそ【あらすじ&感想】

【原題】:The Wizard of Oz
【監督】:ヴィクター・フレミング
【脚本】:ノエル・ラングレー/フローレンス・ライアン/エドガー・アラン・ウルフ
【公開】:1954年12月22日
【時間】:101分
【出演】:ジュディ・ガーランド/レイ・ボルジャー/ジャック・ヘイリー/バート・ラー/ビリー・バーク/マーガレット・ハミルトン/フランク・モーガン/テリー


【あらすじ】
台風で飛ばされたらそこは夢の世界でした



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70点


オーバーザレインボーってこの映画の曲だったんだね。知らなかったよ(何も言えなくて…夏風)

という事で正直この映画について全然知らなかったワタシ(;´・ω・)知っている事といえば主演のジュディ・ガーランドが薬物依存だっただの枕営業で寝取った役だの小人役の俳優達に性的いたずらされただの黒い噂ばかり。。。

そんなドロッドロの世界で作られた児童向け作品は一体どんな映画だったのか?

お話は農場に住む少女ドロシー(ジュディ・ガーランド)は愛犬トトを地主のミス・ガルチ(マーガレット・ハミルトン)を取られそうになったので家出する。しかしそこに台風がやってきて急遽家に戻ると家族は皆すでに避難していた。そこで家の中に籠ると家ごとどっかに飛ばされる。飛ばされた先は魔法の国オズだった。

そこでいつのまにか東の悪い魔女を家ごと押しつぶしてしまったドロシーは西の悪い魔女に責められる。しかし東の悪い魔女の魔力のルビーの靴をなぜか履いていたので魔力に守られ西の魔女は消えてしまう

ドロシーはカンザスに帰りたい。しかしカンザスに帰る方法はエメラルドシティの大魔法使いオズが唯一知っている事を聞き旅に出る。道中脳がないカカシ(レイ・ボルジャー)や心のないブリキ男(ジャック・ヘイリー)、勇気のないライオン(バート・ラー)と出会い共に旅をしていく。。。というお話


DVDより引用






最初魔法の国に飛ばされるまでは白黒で描かれる。なので「白黒映画だっけ(;´・ω・)」と勘違いをしてしまったがオズについた途端カラーに切り替わると夢の世界がとにかく色鮮やか。今見るとチープではあるんだけど美術から衣装までザ・ファンタジー(*'▽')

マンチキン、カカシ、ブリキ男、ライオンと様々な見た目だけでも面白いキャラが出てくるけど僕的に注目したいのは西の悪い魔女。彼女は悪い魔女なんだろうけど特にその描写はない。東の悪い魔女が殺されたので弔いの為にドロシーを狙うがルビーの靴を履いているため、直接攻撃する事ができず回りくどい方法で眠らせたり、ホウキで空に「降参しろ」と書いたりしょぼすぎて泣ける(;´Д`)そんな彼女は最後その辺にたまたまあった水をぶっかけられて死んでしまうという非常に可哀想な終わりで一番注目すべきキャラだよ



DVDより引用







そして大魔法使いオズも完全に詐欺師のそれで脳ミソのないカカシに「君はもう知恵を持ってる」だの勇気のないライオンに「君はもう勇気りんりんだよ」だの言いくるめまくって一人で気球で去っていく。。。お前はなんなんだよ( ゚Д゚)そういえばサム・ライミがオズを主役にした映画を撮っていたね。見てみようかしら?

最後カンザスに帰れなくなったドロシーに北の魔女が現れ「靴を三回鳴らして念じれば帰れるのよ」と言ってくる。最初から言えよ( ゚Д゚)オイ。教訓を教えたかったのかもしれないがこっちは二人殺してんだぞ( ゚Д゚)オイ。

まぁ非常にシンプルな映画でしたが美術と音楽は素晴らしかったです。直塗りされた馬とか今の時代完全アウトな感じとか色々チープな所が面白かったです


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