軽い男じゃないのよ/男よ、これが女だ

【原題】:Je ne suis pas un homme facile(I Am Not an Easy Man)
【監督】:エレオノール・プリア
【製作】:2018年
【時間】:98分
【出演】:バンサン・エルバズ(土田大)/マリー=ソフィー・フェルダン(桑島法子)/ピエール・ベネジット(青木強)/セリーヌ・メンビル(瑚海みどり)/ブランシュ・ガールディン(田村千恵)/クリステル・テュアル(藤生聖子)/オリビエ・パジョット(宮崎敦吉)/レミ・ジェラール(福西勝也)


【あらすじ】
気が付けば男女の価値観が逆転している世界になってました




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最近は「me too」運動の影響か女性の地位向上の目覚ましい。映画界では女性が主役のアクション映画も珍しくない。恐らくそういった影響下から作られた本作

物語は女性をナチュラルに見下していたプレイボーイ・ダミアン(バンサン・エルバズ)が事故で頭を打つと世の中の価値観が逆転してる世界になってしまい、戸惑いながらも小説家のアレクサンドラ(マリー=ソフィー・フェルダン)と出会い、女性的価値観に染まりながら本当の恋を求めていく。。といったお話

最初はコメディちっくで面白かった。立ちながら出産したり、立ちションしてたり、どうやってるのかは謎でしたが(;´Д`)セックスの時には女性だけ満足したら勝手に終わらせられるとか普段も女性はそう感じていると思うと気をつけなきゃなぁ( ;∀;)なんて思ったり


©Netflix







そして中盤では少しづつ女性的価値観になりつつあるダミアンとアレクサンドラの恋愛が描かれ、ダミアンは最初は気ままに独身生活を送っていたのに段々と一人の男として見てほしいと思うようになる。しかしアレクサンドラは昔の自分のようにダミアンの事をその他大勢としか考えてないようで不安になる

このあたりから段々とお話がシリアスになっていきちょっとトーンダウン。前半では女性っぽい恰好も笑えたんだけどシリアスにあの格好をしているのはどうしても拒否反応が出てしまう。

そして最後にはある逆転劇がある。これには驚いたし最後のエンディングへの入り方も、先を考えさせられるような余韻が残る終わり方で良かった

最初はコメディかと思ったけど意外とシリアスで「世にも奇妙な物語」とか藤子・F・不二雄の短編「気楽に殺ろうよ」に近いと思う。これを見て男性は態度を改めるべきだと思うけどそういうタイプはこの手の映画は見なさそうだよね(;´∀`)


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