カーズ/クロスロード / 性能か技術か

【原題】:Cars 3
【監督】:ブライアン・フィー
【脚本】:ロバート・L・ベアード/ダン・ガーソン/キール・マレー/ジャレド・ブッシュ/ボブ・ピーターソン/マイク・リッチ
【公開】:2017年7月15日
【時間】:102分
【出演】:オーウェン・ウィルソン(土田大)/クリステラ・アロンゾ(松岡茉優)/クリス・クーパー(有本欽隆)/ネイサン・フィリオン(大川透)/ラリー・ザ・ケーブル・ガイ(山口智充)/アーミー・ハマー(藤森慎吾:オリエンタルラジオ)/レイ・マグリオッチ(加藤満)/トニー・シャルーブ(パンツェッタ・ジローラモ)/ボニー・ハント(戸田恵子)/リー・デラリア(定岡小百合)/ケリー・ワシントン(園崎未恵)/ボブ・コスタス(赤坂泰彦)/マーゴ・マーティンデイル(磯辺万沙子)/ダレル・ウォルトリップ(福澤朗)/イザイア・ウィットロック・Jr(田原アルノ)/ボブ・ピーターソン(内田直哉)/ポール・ニューマン(浦山迅)

【あらすじ】
ベテランになり若手レーサーの登場により、将来の事を考え始めました




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71点





カーズといえば一作目はヤンチャな新人が一度立ち止まり本当に大切な事を知り、レースで勝つという正統派スポコンレース映画として傑作なのだが2作目は正直言って失敗だ。ぶっちゃけメーターが主人公という事しか覚えてない。どういった結末を迎えたかすら覚えてないが駄作という事だけはしっかりと忘れていない。そんな感じで三作目「カーズ/クロスロード」を見た。

1作目ではヤンチャな新人だったマックイーンがいつの間にかベテランになり、次々と新しいレーサーの登場により成績が落ちてしまい焦ったマックイーンはスピードを上げるがクラッシュしてしまう。その後自身を見つめなおし再起をかけて新しいトレーナークルーズ・ラミレスと共に特訓をしていくが。。。というお話

まぁもう「ロッキー」のようなお話ですが最初は結構楽しんだんですよ。マックイーンが事故った瞬間はリアルだったし、スポコン的な根性で盛り返すのも嫌いじゃないんですけど、色々とノイズを感じたんです


©2017 Disney/Pixar




まずマックイーンが新しいやり方を受け入れず、昔ながらのやり方を選ぶのも最初はそうでも少しづつ新しいやり方を受け入れていくのかなぁ?と思ったら最初から最後まで根性と技術だけなのはちょっとなぁ(;´Д`)そもそもマックイーンだって昔は最新技術の塊だったんじゃないんですか?全否定しなくても。それと中盤でシミュレーターを使ってマックイーンが失敗しスポンサーのスターリングに幻滅されていましたがマックイーンが実戦のように扱えないのならシミュレーターの方に問題があるのでは?と思っちゃいましたよ

敵のストームもステレオタイプすぎる。最初は傲慢でもいいけど最後ぐらいは反省してもいいんじゃないか?マックイーンとクルーズの為の駒でしかないのは残念だった。それとスターリングも悪役任せなのも酷い。マックイーンを商品としてしか思ってなかったのかもしれないけど元々はファンでスポンサーを買って出てくれたんだからあんなに邪見にしなくても。

最後のマックイーンの決断は納得できるのですが新人がいきなり勝てるってのもどうもなぁ。。。劇場版「ロッキー・ザ・ファイナル」のようにお互いに実力を認め合うような終わりにできなかったのか?どうしても外部に対してぞんざいで内側だけで盛り上がってるような印象でした。


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