サイテー!ハイスクール シーズン1 感想

【原題】:Everything Sucks
【配信】:2018年
【時間】:30分
【出演】:ジャヒー・ディアロ・ウィンストン(山本和臣)/ペイトン・ケネディ(尾田珠美)/パッチ・ダラー(荻沢俊彦)/クイン・リエブリング(井上雄貴)/リオ・マンギーニ(小田久史)/シドニー・スウィーニー(下山田綾華)




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80年代文化が最近もてはやされているが90年代文化も80年代に負けないくらい面白いと思う。ビデオの普及、世紀末、ヒップホップ、インターネットと暗い時代と言われてたが意外と文化的にはワクワクするようなものばかりだ。僕自身90年代は子供だったので色々と体験してきてる。今作はそんな90年代を舞台にした物語

放送部のイケてない3人組がひょんな事からはみ出し者の演劇部と一緒に映画を作るのがメインストーリーで、80年代を舞台にイケてない下級生3人組とはみ出し者の上級生の青春を描いた「フリークス学園」の90年代版をやりたかったのは明白だね。

ビデオを使った映画製作や90年代の音楽をカセットテープで聞いたりで懐かしい。出てくるキャラもちょっと精神年齢が高いように思えるが愛らしい子ばかりで僕は特にタイラー(クイン・リエブリング)が好きだなぁ。周りが恋愛に現を抜かすので寂しそうにしてたり一番年相応のボンクラ感が可愛くてね(誤解を生みそうな文章)







しかしまぁ今作はシーズン1で打ち切りになってしまったそうで、全体を見ると仕方ないかなぁと思えてしまう部分も結構あったり。まず意外といい青春を送りすぎなんですよね(;^ω^)最初はたしかにイケてない学園生活だったのに映画製作が始まってからリア充化するのがちょっと違うんじゃないかな、と。映画のオーディションに沢山人が来たり、映画完成披露でも沢山人が集まったり、理想的すぎですよね?もっと周りにはバカにされるけどやってる側は楽しいぐらいのバランスじゃないとねえ(;´・ω・)

それと後半になると恋愛模様が多すぎるのも残念。青春ドラマなんだから恋愛の要素も勿論必要だとは思いますが登場人物のほとんどが恋愛に傾倒するのはどうかと思うんですよ?この年代の子の恋愛なら「セックスしたい」とか「セックスの為に付き合いたい」とかそんなもんだと思うんですが性的な描写がないのもちょっと純粋すぎですね

90年代を舞台にしたのも悪くないし、キャラクターも魅力的な子ばかりなのに描き方が理想的で純粋すぎるのがあまり共感を得られなかったのかなぁと思います。まぁしかし「フリークス学園」も全18話で打ち切りになってしまいましたが、その後出演者やスタッフが人気になったりDVDが発売したりしてカルト人気が出て行ったりしたのでもしかしたら今作も数年後にカルト人気がでているかもしれませんね


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