ラ・ラ・ランド/理想とはファンタジーである

【原題】:La La Land
【監督】:デミアン・チャゼル
【公開】:2017年2月24日
【時間】:128分
【出演】:ライアン・ゴズリング(内田夕夜)/エマ・ストーン(武田華)/ジョン・レジェンド(祐仙勇)/ローズマリー・デウィット(山賀晴代)/ジェシカ・ロース(熊谷海麗‏)/ソノヤ・ミズノ(石井未紗)/J・K・シモンズ(壤晴彦)


【あらすじ】
ハリウッドでジャズピアニストと恋をしました




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80点


今更だけどララランドを見たよ!今更だけど!なんで見てなかったかっていうと単純にミュージカル映画にさほど興味がなかったんだよね。「glee」はシーズン3まで見たし「ロッキー・ホラー・ショー」は何度か見たしそれほど嫌いというワケじゃなかったんだけど何故か見てこなかった

そんなんだから最初見た時冒頭の高速道路での歌とかミアの部屋のあまりにもカラフルすぎるセットとかちょっとリアル目線で見てたんで違和感を覚えたんですよ。でも段々とその違和感はなくなっていきましたね。ミアとセブが夕焼けをバックにダンスするシーンなんかどうせ背景は合成なんだろうなぁ(。-`ω-)なんて思ってたらあのシーンは全てリアルで撮影したそうで!とにかく全体がアナログ志向で作られてその頑張りが違和感を感じなくなった一因だった気がします。だから中盤でミアとセブがグリフィス天文台に潜り込むシーンで合成シーンが挟み込まれたのが逆に安っぽく感じました。



Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate. (C)2016 Summit Entertainment, LLC.





後は恋愛の部分は置いておいて「夢」の部分はちょっと乗れなかったですねぇ。セブが生きる為に選んだ仕事も本来の「夢」とは違っても近い所で頑張っていればいつかはチャンスが巡ってくるかもしれないしミアがなぜあそこまで苛立つのか?考えれば自分がうまくいってない苛立ちからの八つ当たりかと思いますが、でも相手の幸せを考えれないんだったらやっぱり二人は合わなかったんですねぇ(;´・ω・)二人の「夢」以外の仕事に対する考え方はちょっとどうかと思います

しかしそんな事は最後のシーンでもう忘れちゃうぐらい素敵でしたわ(*´ω`*)理想というかファンタジーでしかありえないあのミュージカルシーンは悲しさもあり、でも最終的にはお互い別の道を行こうというポジティブな面もありなんだかよくわからないけど感情が揺さぶられました。ただ冷静に考えて自分のあだ名?を店名にするのはどうかと見終わって思いました

偏見かもしれませんがこういう別れ話って意外に女性も好きなんですね(;´・ω・)ハッピーエンドで終わる恋愛映画はいい気持ちで終われるけど心には残らない。後ろめたい感じではなくポジティブな終わり方のいい映画でした


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