キッズ・イン・ラブ/一夏だけのリア充


【原題】:Kids in Love
【監督】:クリス・フォギン
【脚本】:プレストン・トンプソン
【公開】:2016年8月26日
【時間】:88分
【出演】:ウィル・ポールター/アルマ・ホドロフスキー/ジェイミー・ブラックリー/セバスチャン・デ・ソウザ/カーラ・デルビーニュ

【あらすじ】
高校最後の夏リア充になります



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75点



高校時代にはあまりいい思い出がない。
寝る、映画を見る、ゲームをする、シンプソンズを見るのどれかしかなく青春といえるものはなかった。なので青春時代に特に思い入れもないのでリア充に対しても「アラ、楽しそうでいいじゃないの(*´з`)」ぐらいにしか思わないんだけど。。。

今作は簡単に説明すると普通のあまりイケてない高校生ジャック(ウィル・ポールター)がある日街でナンパをしたイヴリン(アルマ・ホドロフスキー)と出会い彼女の仲間たちと遊んでいくうちにリア充化していくというお話。このイヴリン含め仲間たちがいい感じに若者らしく薄っぺらいのよね(´Д`)。「僕は君にとっての何?」「歴史よ」とか詩的なんだか気取ってんのか恥ずかしい言い回しばかりもある意味素敵。親みたいな仕事を選ぶぐらいなら自由に生きるとか「あぁ何も考えてないのね(。-`ω-)」と微笑ましく見ちゃいましたよ

後半でなんやかんや憧れのイヴリンとセックスできてもイヴリンからすれば「特に意味はない」で童貞卒業(恐らく)してしまったのも良かった。やっぱり若い頃ってうまくいかないじゃないですか?映画って夢を魅せる事も大事だと思いますがこういうのも後から考えればいい青春ですよね


©Kids In Love Limited 2016.


映像も音楽をオシャレだし後半の後半までは好感を持って見ていたのですがジャックが親と和解したシーンがないのが残念でした。元々親が決めたインターンに行きたくない事から映画が始まって親と親友とケンカ別れしたのに気が付けばなんか「頑張って写真家になるぞ(*'▽')」みたいな着地で終わっていてそりゃないよ…

カーラ・デルヴィーニュがチョイ役なのに日本版も海外版もポスターにデカデカと映っているのは謎ですがオシャレな青春映画としては悪くないと思います


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