ウエストワールド(1973)/未来と過去の街



【原題】:Westworld
【監督】:マイケル・クライトン
【脚本】:マイケル・クライトン
【時間】:88分
【公開】:1973年12月29日
【出演】:ユル・ブリンナー(小林修)/リチャード・ベンジャミン(前田昌明)/ジェームズ・ブローリン(瑳川哲朗)/ノーマン・バートールド/アラン・オッペンハイマー/ヴィクトリア・ショウ/スティーヴ・フランケン/ディック・ヴァン・パタン/リンダ・ゲイ・スコット/メイジェル・バレット



【あらすじ】
西部の町を再現したらロボットたちに自我が芽生えた




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70点



今回はHBO制作のドラマシリーズ「ウエストワールド」の元となった1973年に作られた映画です。

ストーリーは西部、中世、古代の街を再現したレジャー施設「デロス」に訪れたマーティン(リチャード・ベンジャミン)とブレイン(ジェームズ・ブローリン)2人は西部の町ウエストワールドへ行き、そこで憧れのガンマンになりきりロボット相手に銃撃戦を繰り広げたり情事を楽しんだりする。しかしそこで撃ち殺したはずのロボットから決闘を申し込んできた。ロボットは絶対に人間を撃つ事はできなかったはずだが。。。

©1973 Turner Entertainment Co./ © 1973 Warner Bros. Entertainment Inc.




監督のマイケル・クライトンは「ジュラシックパーク」の原作を手掛けた人なんですね。訪れたテーマパークで絶対に襲われないと思ったら襲われてしまう構造とかほぼ同じですもんね。でも「ジュラシックパーク」と違ってこっちは見た目が人間だから怖いんだよなぁ。よく見れば目は白く光ってるし無表情で何考えてるかわかんない感じがロボットだってわかるんだけど、特にほとんどしゃべんないのに圧倒的存在感を放つユル・ブリンナー演じる黒服のガンマンは凄かった!「ターミネーター」の元ネタになったそうでガンベルトに手をかけて歩くスタイル真似したくなったよ(ボンクラ的発想)


©1973 Turner Entertainment Co./ © 1973 Warner Bros. Entertainment Inc.




でも映画全体は緩いです。古代と中世のパートは必要だったかな?と思えるぐらいどうでもよくて。。。男に奉仕する女性ロボットとかロボットたちの反乱とか面白くなりそうなシーンはあるんだけど別に全部西部でやればいいんじゃないかな(;´・ω・)と思うぐらい。後半の追いかけっこも緊張感はあるんだけどちょっとしつこさを感じました。

70年代SFのディテールとかユル・ブリンナーの怪演とかいい所もありますがドラマ版の為に見る必要はないかと思います。ドラマ版を見て本当に暇な時に見ればいいんじゃないかな(;^ω^)



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