アンダルシアの犬/なるほど、よくわからん


【原題】:Un Chien Anadalou
【監督】:ルイス・ブニュエル
【脚本】:ルイス・ブニュエル/サルバドール・ダリ
【時間】:17分
【出演】:ピエール・バチェフ/シモーヌ・マルイユ/ハイメ・ミラビエス


【あらすじ】
あらすじとかないです

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70点



この作品は昔、図書館に置いてあったものを見た事があってその時は「これが芸術か…(-ω-)」なんて大人ぶってわかったフリをしてました。あれから10年(綾小路きみまろ風)色んなジャンルの映画を見てきてある程度監督が伝えたい意図を読み取れるようになったつもりです。そんな自分が改めてのこの「アンダルシアの犬」を見たら…やっぱりよくわかりませんでした('A`)


考えるな感じろ


僕の見たDVDには淀川長治先生の解説が入っていてこの作品は感覚映画とおっしゃっていました。どういう意味なんでしょうか?目で感じろともおっしゃってました。つまり元々映画は音もない所から始まったものなので眼で見て感じろという事なんでしょうか?それが冒頭の目を切開するシーンに通じるのでしょうか?ん~わからん




でも僕は結構好きでしたね。目を切開するシーンは目を瞑りましたけど、手からアリが出てきたり最後のシュールな終わり方とか制作にも参加してるサルバドール・ダリの奇妙な絵の雰囲気を連想しました。それに僕はプロじゃないからわからないんですけど、こういう断片的なモノってプロになればなるほど作れないモノだと思うんです。ある程度経験を積めば「型」ができてしまって感覚的な「型破り」の作品にはならない気がするんです。そういう意味でもこれを最初にやったのは歴史に残る偉大な事ですね




たった17分の作品だし、どこにでも置いてあると思うのでシュールレアリズムな芸術をみてみたい方にオススメです。おわり



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