ハイ・ライズ/タワマンが世界の全て


【原題】:High-Rise
【監督】:ベン・ウィートリー
【脚本】:エイミー・ジャンプ
【原作】:J・G・バラード
【時間】:119分
【公開】:2016年8月6日
【出演】:トム・ヒドルストン(平川大輔)/ジェレミー・アイアンズ(佐々木省三)/シエナ・ミラー(高橋麻里子)/ルーク・エヴァンス(井木順二)/エリザベス・モス(野首南帆子

【あらすじ】
タワーマンションに住んだらそこには「階級」がありました




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76点





今回は人気英国俳優トム・ヒドルストンが主演した40階建ての高層ビルで巻き起こる「上層階」と「下層階」の軋轢を描いた映画です。率直な感想としては。。。

前半ワクワク後半だるいな~(-ω-)/



前半はトム・ヒドルストン演じる医師のロバート・ラングがタワマンに引っ越してきて、そこにはジムがありプールがありスーパーマーケットなど何でも揃っていてペントハウスには巨大な庭があったりこの辺は美術を見てるだけで楽しかった。見てるだけで「行ってみたい」と思わせただけでも美術センスは素晴らしい。

©RPC HIGH-RISE LIMITED / THE BRITISH FILM INSTITUTE / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2015


しかし後半で電気が供給されず、一人の男性が自殺?したり、食品も届けられなくなりと色々な事が重なって「上層階」と「下層階」のモラルが崩壊していく様は愉快で面白かったけど、完全に隔離されたわけでもないのに人々が壊れていくのがどうしても受け入れられなくて。。。

それを言っちゃあおしまいよ(;´・ω・)」と寅さんに怒られそうですが普通に人が出入りしてる中でサバイバルのような状況になっていくのはちょっと無理があるというか。。。
それに長いし退屈に感じたんですよね。前半で見せた美術が崩壊して壊れていく様は面白かったけど映像的にはなんか普通になっていった印象だし「建設は死闘、崩壊は一瞬」なんて言葉もあるくらいなので後半の展開はもっと短くても良かったんじゃないかなぁ


©RPC HIGH-RISE LIMITED / THE BRITISH FILM INSTITUTE / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2015


後は音楽が良かったかな。abbaの「sos」のアレンジ使ってたり、エンディングで陽気なバンドっぽい楽曲が流れてくる感じは好きでした



いいところもあるけど手放しでは褒められない感じ。トムヒの裸が出てくるので楽しめる人には楽しめるんじゃないかしら?おわり


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