ジェム&ホログラムス/都合のいいシンデレラ


【原題】:Jem and the Holograms
【監督】:ジョン・M・チュウ
【脚本】:ライアン・ランデルズ/クリスティー・マルクス
【時間】:118分
【公開】:2015年10月23日
【出演】:オーブリー・ピープルズ(清水理沙)/ステファニー・スコット(佐藤美由希)/オーロラ・ペリノー/ヘイリー・キヨコ/モリー・リングウォルド(よのひかり)/ジュリエット・ルイス(皆川純子)


【あらすじ】
Youtubeに歌をあげてみたら一晩で有名になっちゃった


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63点




元々は「トランスフォーマー」「GIジョー」の玩具メーカーとして有名な「ハズブロ」が80年代に作ったアニメで少女が科学の力でガールズバンドに変身するストーリーだったものを現代風にアレンジしたのが今作

ジェリカ(オーブリー・ピープルズ)は幼い頃に両親を亡くし妹のキンバー(ステファニー・スコット)と共にベイリー(モリー・リングウォルド)に引き取られシェイナ(オーロラ・ペリノー)、アジャ(ヘイリー・キヨコ)と普通に暮らしていた。ある日何気なくカメラに歌を録画するジェリカ。それをキンバーがYoutubeにアップすると瞬く間に拡散され人気になる

フォロワーが1億人もいるジャスティン・ビーバーに動画をツイートされた事で爆発的人気を得たピコ太郎の例があるのでもしかしたらそんなシンデレラストーリーがあるのかもしれないが、全く何の影響力もないジェリカが歌の力だけでいきなり人気になるのは違和感しかなかった


©2015 Universal Studios. ©Hasbro






その後、父親の発明品シナジーがジェリカを導いてくれる「スターウォーズ:EP4」のR2‐D2のような役割を果たすのだけどジェムのバンド活動と合わせたように展開をしていくのはあまりにも都合が良すぎる。ジェリカの付けていたイヤリングが後に重要なアイテムになるにしてもそれをわざとらしく金庫に入れる展開は伏線と言っていいのか悪いのか?素人が書いたようなシナリオでハリウッドでもこんな事があるんだなぁ~(;^ω^)と少し親近感が沸きました

それからシナジーが父親とジェリカの絆を結ぶアイテムだとしても実の娘のキンバーの思い出がほとんど出てこないのは可哀想ですよ。最後に父親が「ジェリカとキンバーが宝物だよ(*^-^*)」とセリフで言われても…その場にキンバーがいなかったから良かったものの、どうしてもキンバーの事が気になってしまい全然感動できませんでした


©2015 Universal Studios. ©Hasbro












後、たまにYoutuberらしき人たちのリズム隊の動画をBGM的に挟み込まれる演出もイマイチだった。全体的にリアリティラインがわからず後半の会社に潜入するシーンもコメディでいきたいのかなんなのか困惑してしまいました

最後にアニメ版でライバルだったバンドMisfitsが出てきて続編フラグを立ててたけど滑稽だった。この映画の魅力はただただオーブリー・ピープルズがカワイイしかなかったので残念です。あ、妹役のステファニー・スコットも良かったです。それとこの曲が印象に残ったぐらいですね。おわり




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