プロジェクトX/宴だァ!止まらねェ…


【原題】:Project X
【監督】:ニマ・ヌリデザ
【脚本】:マット・ドライク/マイケル・バコール
【時間】:87分
【出演】:トーマス・マン/オリバー・クーパー/ジョナサン・ダニエル・ブラウン/カービー・ブリス・ブラントン/マイルズ・テラー


【あらすじ】
誕生日にパーティーを開いたら人がどんどん増えていきました



スポンサーリンク





89点



今回は2012年に最も違法ダウンロードされた映画ランキング1位に選ばれた「プロジェクトX」です

静かな住宅街でパーティを開こうとSNSで呼びかけまくったら人がゴミのように集まっていく様をドキュメンタリータッチで描いた作品。実際この作品の公開後にオランダで少女が誕生日パーティを開こうと友人達にフェイスブックで招待したらそれが全世界に公開されてしまい3000人も押しかけてきたなんていうリアル「プロジェクトX」があったなんて話も






始まりは静かな住宅街でカメラに向かって話す男・コスタ(オリバー・クーパー)。イケてないグループの中で調子こいてる奴ってたまにいますよね~彼が一番の主犯格というか全部コイツが悪いんです。見てるとパーティーが過激化していく事に何の保証もないのに「大丈夫だから(*´з`)」とトーマス(トーマス・マン)をなだめる姿には「いい加減にしろよ( ゚Д゚)コラァ」と苛立ってしょうがなかったです

それとパーティを警備してくれる中学生(小学生?)コンビがよかったです。まだ常識が身についてないがきんちょって感じで。メインのパーティは笑えなくなっていくんですけどこの二人のパートは普通にコメディっぽくて面白かった

ちなみにマイルズ・テラーがマイルズ・テラー役で出演していましたが本人役だったんでしょうか?その辺がよくわかりませんでした


©2012 Warner Bros.Entertainment Inc.







しかしこの作品で一番合わなかったのは沢山人を呼んでパーティする事も日本人なので理解できないですけどそれ以上にこれだけ悲惨な事なのにに割と周りはすげぇ事やったなぐらいにしか思ってないんですよね。父親も「お前にもこんな事やる勇気があったんだな(-ω-)」とちょっと誇らしげだし、学校でもなんか賞賛されてたし他人事なのはわかるんですけど文化の違いなのか理解できません

酒とMDMAで暴走しちゃったのはしょうがないとしてあそこまでいくもんなんですかね?僕はその一番の理由が承認欲求だと思ってます。彼らは学校ではイケてないグループで舐められてます。そんな彼らが人に注目されるには過激な事をするしかないんですよね。マスコミのヘリに挑発するシーンは映画「クロニクル」を思い出しました。あの作品もモキュメンタリーで作られてますし通じる所があるかもしれません




スポンサーリンク

コメント

人気の投稿