マラソンマン/タフだよダスティン・ホフマン
【原題】:MARATHON MAN
【監督】:ジョン・シュレシンジャー
【脚本】:ウィリアム・ゴールドマン
【時間】:125分
【出演】:ダスティン・ホフマン(野沢那智)/ローレンスオリヴィエ(早野寿郎)/ロイ・シャイダー(羽佐間道夫)/ウィリアム・ディヴェイン(中田浩二)/マルト・ケラー(中島葵)
【あらすじ】
久々に会ったアニキはスパイで巻き込まれました。だから走って逃げます
ポイント:40歳間近で大学生を演じるダスティン。若々しいよダスティン
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90点
拷問に至るプロセスが最低で最高です
まず始まり方がいいですね。しょうもないジジイ同士の口喧嘩からカーチェイスに変わるんですが何故か見てて惹き込まれるんですよね。市民の視線が挟み込まれるのが不吉でした
©1976 BY PARAMOUNT PICTURES |
そこから話は兄・ドク(ロイ・シャイダー)のスパイ奮闘記と弟・ベーブ(ダスティン・ホフマン)のラブロマンスが始まるんですがベーブって外にいる時は大体走ってましたね。アセクサソウ( ;´Д`)
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このオペラとは無縁のサッカーボールが転がってくるシーンは一歩間違えればギャグになりそうですがちゃんと不気味でしたねぇ
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そして問題の拷問シーンなんですが何が素晴らしいかというと麻酔なしで歯に穴をあけるだけでも痛々しいんですが、その前に味方の刑事(ウィリアム・ディヴェイン)が助けに来てくれるんですよ。それでなんとか2人で逃げ出すのですが実はその刑事は敵で味方のフリをしてベーブから情報を聞き出そうとするんです。でもベーブが情報を持ってないとわかるとまた拷問部屋に送り返すと・・・この精神的に追い込んでからのドリルウィーンですから、僕なら迷わず「さっさと殺してくれ( ;´Д`)」と懇願しますわ
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その後拷問されたと直後とは思えない疾走でなんとか逃げ出すタフすぎるベーブですが後半ではベーブ視点からゼル(ローレンス・オリヴィエ)視点に変わります。このゼルが街中でユダヤ人に元ナチ党員だとバレて仕込みナイフで殺し、その後ダイヤモンドに目が眩む素晴らしい演技で圧倒するローレンス・オリヴィエ。この作品でゴールデン・グローブ賞・助演男優賞を受賞したのも頷けます
というわけで敵に一切同情もできないのでザマァできるけど何も残らなかったという余韻も悪くなく、まぁ拷問シーンがよっぽど嫌じゃなければハラハラできるサスペンス映画だと思います。おわり
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